 | 遅ればせながらエピソード編について,海外在住のため、かなり遅くなってよみました。72年度のベルサイユのばらをその前に読み、アンドレにかなり感情移入してしまった後だったので辛い場面が多く、ごめんなさい、感動はできませんでした。最終章は読まないことにしました。ポジティブな感想出なくて申し訳ありませ。ただ、創作者にはこういった感想も必要だと信じます。ジェローデルの吸血鬼が決定打でした。オリジナルの世界観とどうしても相容れないものでした。 |
| Re: 遅ればせながらエピソード編に... ばたこ - 2019/06/14(Fri) 17:29 No.23138 | |
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 | 連投してしまいすいません…。何かの拍子で度々ベルばら愛が再燃するため、つい書き込んでしまいます。 エピソード編に関しまして、私は最終章こそ読めてよかったと思えたのですが、別作家さんの続編では断念した経験もありますので、お気持ち分かります。 ジェローデルに関しては全く同感です。好きなキャラクターだったので登場回数が多く嬉しかったのですが、ラストはあまりにもベルばらとかけ離れているように思えました。オスカル達を知る人物が存命していることで、物語に永久性を持たせたのかとか、もしかすると萩尾先生が作品に何らかの影響を与えていて、そのオマージュだったのか…など納得しようと試みてみたのですが、結局受け入れることができず、吸血鬼設定は自分の中でのみなかったことにしています(申し訳ありません…) そして批判的な意見を掲載しないサイトもある中、このように自由に感想を述べられる場を提供してくださること、深く感謝いたします。しかしそれに甘えることなく、これからもよく考慮してコメントしたいと思います。 |
| Re: 遅ればせながらエピソード編に... 智 - 2019/06/17(Mon) 13:18 No.23139 | |
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 | 実は私もジェローデルに関しては、同じように思ってました。 理代子先生の作風とは違うなと。私も萩尾望都さんへのオマージュなのかなと思いました。 それ以外は最終章はすごく良かったです。ベルばらとエロイカ2つの外伝を読んでいるような感じで嬉しかったです。(フランソワ君がちょっと初期の頃のユリウスに見えたのも嬉しかった。)オスカル編、アントワネット編、ジェローデル編、アラン編、フェルゼン編もとても良かったです。今また繰り返し読み返しているところです。アンドレ編も面白かったですけど、アンドレというよりクリスティーヌのお話という印象でした。 |
| Re: 遅ればせながらエピソード編に... 池田理代子 - 2019/06/21(Fri) 14:55 No.23140 | |
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 | 皆さんご想像の通り、あれは、萩尾さんと対談している時に二人で決めたアイディアで、その後『銀色のジークフリート』という、永く温めてきた作品を書く予定でした。その後のジェローデルの世界です。 私は、作者や作品の世界観というものを、なぜ読者が規定しなくてはならないのか、不思議に思っています。 |
| Re: 遅ればせながらエピソード編に... ばたこ - 2019/06/21(Fri) 19:22 No.23141 | |
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 | 度々出しゃばっての投稿すいません…。駄文をお読みいただき恐縮です。
確かに自分は、作品から受けた印象をそのままベルばららしさと固定していたように思います。書き手と読み手で世界観が異なるのは当然ですのに。特にエピソード編のジェローデルは、少年の頃からのオスカルへの思いなど理想以上の彼であったため、最後の予想外の展開に勝手に裏切られたような気持ちになったのかもしれません。 かといって、長年の作品に対する印象を切り替えるのは容易ではないのですが、もし「銀色のジークフリート」という作品を読んでいたなら、きっとバンパネラ展開にもまた違う感想を持っていたのだろうなと思います。ここで先生ご自身より、制作の経緯をおうかがいできたことはとても貴重です。ご多忙の中、ありがとうございました! 暑さも本格的になってまいりましたが、どうぞご自愛ください。 |
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